このブログを始めるまでの経緯

昨年末弟と酒を飲みに行った時に「お兄さんは何かを定期的に書くべきだ」と熱く言われた。私が書いたものをコッソリ知り合いに見せたら「他にこの人の作品無いの?」と言われた話もしてくれた。私は大学生の頃にmixiを始めて毎日のように更新していたのだがそれをやめたのも弟の一言がきっかけだったので「こいつまた勝手なこと言ってるなぁ」と思った。でもそんなことよりもその店のおにぎりがあまりにも美味しくてそちらに夢中になっていた。

年末年始の休み中に改めて何か創作活動を始めようかなとぼんやり考えていたが別件(友人kとの関係)で私は大激怒しエネルギーを使い果たしてしまった。暫く創作活動のことは脇に置いて精神の休息に時間を割くことにした。

桜の季節が過ぎ、五月晴れが続く頃にふと物を書こうという気分になった。ただ今の自分が物を書いても読んでくれる人が果たしているのだろうかと不安になったので友人や知り合いに連絡をとって直接聞いてみた。「私が書いたものを読んでくれますか?」と。そうしたら皆が口を揃えて「読みたい」と言ってくれた。私はこんなに嬉しいことはないと涙した。そして改めてペンを持つことにしたのだ。

では何を書こうかと考えた。小説を面白おかしく書ければいいのだが人の感情の機微を感じとれないコミュニケーション障害持ちの私にそれは無理なのである。だから私が日頃感じていることとか考えていることを改めて文章にしようと思った。ただこれだけではひたすら毒を吐き続けることになりかねないので読んだ本や聴いたCD、プレイしたゲームのレビューを書くことによって少し楽しい雰囲気を出すことにした。書くことに慣れてきたら最近ぽつりぽつりと書いている詩なんかも公開したいものである。