6月の改革

毎年6月というのは仕事が繁忙期を迎える時期である。梅雨が訪れ体調がすこぶる悪くなる時期でもある。この2つが重なると大変で身体的にも精神的にも余裕がなくなる。毎年のことなので辛いと分かっているのだが上手いこと立ち回れず7月になると疲労と自己嫌悪でげんなりしている。

今年は5月の終わり頃から色々変えて6月を上手に乗り切ろうとしている。毎年同じような轍を踏み進歩しないのは大人としていかがなものと思ったからである。口で言うのは簡単だがやるなは大変なことだというのは分かっている、だが今年はやるのだ。

手始めにリラックスする方法を増やしてみた。入浴の時間はあまり取らない私だが毎日入浴に20分くらいかけることにした。頭は洗うが身体はシャワーで流す程度だったがいい匂いのするボディーソープで身体を洗うことにした。湯船に浸かる時間も長くした。余裕があれば鼻歌も。

次にストレスを感じているものから離れることにした。惰性でやってたソシャゲをやめたり細々としたストレスが溜まる外食をやめたりした。これは結構効果があった。やはり自由に使える時間が増えるというのは良いようだ。外食をやめたのでお金も減らなくなった。ただ外に出る機会が減ったので気分転換の機会が失われたように感じる。

3つめは思っていることは出来るだけ口にすることにした。私は結構思っていることを言わずに我慢してストレスを溜める傾向があるので細かいことでも気になったら言うことにした。家族とか友人からしたら少し口うるさいかもしれないが私がある日突然爆発するより迷惑をかけないだろうという判断である。初めは勇気がいったが伝えてみると皆分かってくれることが多く中にはどうすればお互いに気持ちよく過ごせるか考えてくれる人までいて助かった。

最後は運動をすることにした。激しい運動をすると元も子もないので毎日歩くことにした。少しくらい体調が悪くても歩く。嫌なことやストレスは汗と一緒に出してしまう作戦である。これも結構効果があるようだ。余裕があればマシーンだけでなく実際に外を歩きたいなとも考えている。

6月に入って既に10日が過ぎたが今のところそこまでストレスは溜まっていないし毎年のように疲労を感じていない。この調子で頑張って繁忙期と梅雨を乗り切りたいものである。